こんにちは。AiCas(アイキャス)です。
文系卒でSIerに入社し、現在も現役エンジニアとして開発に携わっています。

文系でSIerになれるか不安…
そもそもPCがそんなに得意じゃないし

大丈夫!
高校の情報の成績が2だった管理者も今はSIerで活躍してるから^^
突然ですが、告白します。
僕、高校の情報の成績が「2」 でした。
5段階評価で下から2番目です。
当時の僕は、Excelの保存方法すら知らなかったし、
パソコンのシャットダウンがわからなくて授業で固まっていたレベルです。
「IT業界?自分には無縁の世界だ」
そう思っていた僕が、今はSIerのエンジニアとして現役で開発の現場に立っています。
しかも、大学4年の5月というかなり遅いスタートから就活を始めて、
IT業界で5社の内定をもらえました。
この記事では、そんな私が
「なぜSIerを選んだのか」
「どうやって内定をもらったのか」
「入社後にどうなったのか」
を、包み隠さず話します。
- 文系だけど、IT業界・SIerに興味がある
- 「自分にはITは無理」と思い込んでいる
- 就活でSIer・IT系を迷っている
- 入社後、文系で本当にやっていけるか不安
僕のスペック

就活の話をする前に、当時の僕のスペックを正直に話しておきます。
高校時代
- 情報の授業の成績:2(5段階評価)
- Excelの保存の仕方を知らなかった
(「上書き保存」と「名前をつけて保存」の違いがわからなかった) - パソコンの電源の入れ方が怪しかった(モニターの電源ボタンしか押していなかった)
- タイピングは「人差し指2本打ち」

恥ずかしいけど、本当の話…
授業でExcelが開かないって先生に助けを呼んだことも
(実は最小化されてただけでした笑)
大学時代
- 文系学部(情報系とは無関係)
- プログラミング経験:ゼロ
- IT資格:ゼロ
- Excelの関数:1つも知らない
(授業の出席確認として「987654321÷123456789の余りを提出してください」
と言われても関数がわからず、手計算して提出しました。)
このスペックで「IT業界を目指す」なんて、当時の自分には想像もしていませんでした。
就活の転換点「文系=営業」という思い込みを捨てた日

最初は「文系=営業職」一択だった
大学3年の秋。
周りの友達と同じように就活を始めた僕は、
なんの疑いもなく営業職の会社を受け続けていました。
理由はシンプルで、
「文系が就職できる仕事って、営業か事務でしょ」
という思い込みがあったからです。
結果として、大学4年の春までに営業職で6社の内定をもらいました。
普通なら「やった!」となるはずです。 でも私は、どこかずっとモヤモヤしていました。

6社内定もらってるのに、全然嬉しくなかったんだよね。
なんか違う、って感じがずっとあって…
適職診断が人生を変えた
内定をもらいながらも、もやもやを抱えていた僕は、
ある日就活サイトの適職診断を試してみました。
結果は衝撃でした。
「あなたに向いている職業:IT・エンジニア系」
当時の僕の反応はこうです。

え、嘘でしょ。あんなにExcelも使えないのに?笑
この適職診断、はずれ引いたかな…
でも、診断の説明文を読んで、ハッとしました。
「論理的に考えること、物事を手順通りに進めること、複雑な問題を整理すること——これが得意な人に向いています」
「あ、それは確かに得意かもしれない。」
プログラミングが得意かどうかじゃなく、考え方の向き不向きの話だったんです。
6社の内定を全部断る
その日から私は、本気でIT業界の就活を調べ始めました。
調べれば調べるほど、
「文系でも入れる」
「研修で一から教える」
という言葉が目に入ってきました。
そして大学4年の5月——周囲の友達がほぼ就活を終えているタイミングで——
僕は営業職の内定を全部断り、IT業界の就活をやり直すことを決めました。

内定を断るって相当な決断をしたね!
せめてキープを考えそうだけど…

とても怖かったよ!就職浪人も脳裏によぎったし…
でも、向いてないかもしれない仕事を40年続ける方が怖いなと思って。
それに別の方向を向いてるのに、キープするのは不誠実だと思って。
大学4年5月からのIT就活——スキルゼロでも5社内定をもらった話

当時のスキル(再確認)
IT就活を始めた時点での僕のスキルです。
| スキル | 状況 |
|---|---|
| タッチタイピング | できない(人差し指2本打ち) |
| Excelの関数 | 1つも知らない |
| プログラミング | 完全にゼロ |
| IT資格 | なし |
「こんな状態でIT就活していいの?」と何度も思いました。
でも、やってみたら5社からIT系の内定をもらえました。
その中からSIerを選んで入社しています。
なぜ「スキルゼロ」でも内定がもらえたのか
理由は主に2つです。
① SIerは「ポテンシャル採用」が基本だから
SIerの多くは、新卒・未経験採用において「スキル」ではなく「素養」を見ています。
- 論理的に話せるか
- 人と協力して仕事ができるか
- 継続して努力できるか
プログラミングは入社後に教えるから、「一緒に働ける人かどうか」の方が重要なんです。
② 「なぜIT?」を誠実に話せたから
私は面接で、正直に話しました。
「情報の成績は2でした。PCも得意ではありません。
でも、適職診断で自分の思考の向き不向きに気づき、6社の内定を断ってIT業界に絞りました。
この選択に後悔しないために、入社後は人一倍勉強します。」
嘘のない言葉が、面接官に響いたのだと思います。

スキルじゃなくて、覚悟と論理を見てたんだね。

そうなんです!
「なぜ今さらIT?」を誤魔化さずに話したのが良かったのかもしれません!

IT業界で成長する人には、正直さや誠実さといった共通した特徴があることを、面接官は見抜いていたのかもしれないね!
なぜSIerを選んだのか
5社の内定の中から、最終的にSIerを選んだ理由は3つです。
- 文系・未経験を前提とした研修体制があった
→「プログラミング未経験でも一から教えます」という環境が整っていた。 - 安定したキャリアパスがあった
→銀行や官公庁など、
社会インフラを支えるシステムに関われる仕事の安定感に魅力を感じた。 - 技術だけでなく、コミュニケーション能力も評価される職場だった
→僕の強みは、コミュニケーション力と論理的思考と感じていたので、
調整業務が多いSIerが合っていると思った。
入社後のリアル——文系でも意外と通用した理由

「入社してみたら、やっぱりついていけなかった」となるのが怖かったのですが、
意外と大丈夫でした。
文系でも通用した理由
① 「読む力・書く力」が実は武器だった
SIerの仕事は、コードを書く以上にドキュメントを読み書きする仕事です。
- 設計書を読んで理解する
- 議事録や報告書を書く
- お客様に状況を説明する
文系で鍛えたレポートや文章構成の力が、こんなところで活きるとは思っていませんでした。
② 「分からないことを調べる・整理する」習慣が活きた
大学で卒業論文を書いた経験、ゼミで議論した経験
「知らないことを調べて、自分の言葉でまとめる」という訓練が、
エンジニアとしての土台になりました。
③ 技術は後から覚えられた
正直、入社直後は技術面で同期に差をつけられました。
でも、正しい努力を続ければ追いつけると気づきました。
入社1年目で基本情報技術者試験に合格。
その後も資格を重ね、現在は8つの資格を取得しています。
入社後に「文系だから」と言われたこと
一度だけ、上司に言われたことがあります。
「文系は覚えるのが遅い」
悔しかったです。でも今は感謝しています。
その言葉があったから、誰よりも勉強しようと思えたので。
そして今、その上司よりも多くの資格を持っています!

情報の成績2の人間が、
セキスペ(情報処理安全確保支援士)まで取れたら周りは認めるしかないよね^^
まとめ

ここまで読んでくれた方に、一番伝えたいことをまとめます。
| 当時の私 | 今の私 |
|---|---|
| 情報の成績:2 | 資格8冠 |
| Excelの保存方法がわからない | 現役SIerエンジニア |
| 大学4年5月から就活開始 | 年収600万円台(20代) |
| 内定6社捨てて再スタート | セキスペ保有 |
変わったのは、環境と努力の方向だけです。
「文系だから無理」は思い込みです。
「成績が悪かったから無理」も思い込みです。
SIerは、プログラミングのスキルよりも
「一緒に仕事できる人か」
「成長しようとする姿勢があるか」
を見ています。
あなたが今、文系でIT業界を迷っているなら、それだけで十分なスタートラインに立っています。
最後に
この記事では「SIerに向いている人・向いていない人」の話は一旦置いておきました。
それは別記事(①SIerとは?)で詳しく解説しています。
また、「具体的にどうやってSIerになるの?」という方はこちら。
以上、AiCasでした。



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