こんにちは。AiCas(アイキャス)です。
文系卒でSIerに入社し、現在も現役エンジニアとして開発に携わっています。
皆さんはこんな悩みを抱えていませんか?
- 応用情報に何回落ちてもセキスペって受かるものなの?
- 文系出身でも高度試験って本当に取れる?勉強法が全然わからない…
- セキスペを取ったとして、実際にキャリアって変わるの?
この記事では、そのすべてに答えます。

管理者は応用情報に6回落ちながらも、セキスペを一発で取りました。
勉強法・キャリアの変化を全部書きます!
- 応用情報6回不合格から一発合格に変われた、勉強法の転換点
- セキスペ一発合格のために実際にやった勉強法3つ
- 合格後に起きたキャリアの変化
応用情報に6回落ちた僕が、セキスペを一発で取りました

応用情報に6回連続で不合格になった人間が、
情報処理安全確保支援士(通称:セキスペ)を一発で合格する。
我ながら、意味がわからない話だと思います。
でも事実です。
文系学部卒でSIerに入社し、プログラムのプの字も知らないまま現場に放り込まれた僕には、
アルゴリズムやネットワークの基礎問題が本当に難しかったんです。
3年弱、毎回受けるたびに「今度こそ」と思って、毎回撃沈していました。
費用にすると受験料だけで約48,000円。
参考書代や移動費、勉強のためのカフェ代を含めると軽く10万円を超えます。
ところがそんな僕が、セキスペに一発合格しました。
現在は20代で資格8個取得、年収600万超えのエンジニアとして、
情報システム担当に任命されてキャリアを動かせています。
この記事では、僕がどう向き合い、どう勉強し、合格したかを包み隠さず書きます。
セキスペ(情報処理安全確保支援士)とは
情報処理安全確保支援士は、IPA(情報処理推進機構)が実施する国家試験です。
情報セキュリティの高度な知識と実践スキルを問う試験で、
「高度区分」の中でも受験者数が特に多い人気資格です。
試験の構成と難易度
試験は午前I・午前II・午後I・午後IIの4つで構成されます。
| 試験区分 | 形式 | 時間 |
| 午前I | 多肢選択(30問) | 50分 |
| 午前II | 多肢選択(25問) | 40分 |
| 午後I | 記述式(3問中2問選択) | 90分 |
| 午後II | 記述式(2問中1問選択) | 120分 |
合格率は例年15〜20%前後。
応用情報合格者でも「午後がまったく歯が立たなかった」という声は珍しくありません。
実務での使われ方
「セキスペを持っていても現場では意味がない」という声をたまに聞きます。
ハッキリ言うと、半分正解・半分不正解だと思っています。
確かに、資格を持っているだけでコードが書けるわけではありません。
でも、SIerのシステム提案・要件定義・顧客折衝の場で「セキュリティ要件を整理する力」は確実に使えます。
僕自身、情報システム部門の担当として、
セキュリティ要件の取りまとめを任されるようになったのは、セキスペ取得後からです。
なぜ応用情報6回不合格でセキスペに合格できたのか

応用情報7回目で合格できた理由
6回落ちたあと、僕はようやく「勉強のやり方が間違っていた」と気づきました。
それまでは過去問を回すだけの勉強に終始していました。
ところが、「うかる!」シリーズのテキストで勉強方法を変えたところ、
7回目で一発合格できました。
丸暗記で乗り切ろうとしたのが、6回連続失敗の最大の原因でした。
「なぜその答えなのか」を1問ずつ理解してから次に進む。
この当たり前のことを、ようやく実践できるようになりました。
詳しくは[応用情報の合格体験記]で書いています。
応用情報合格後、次はセキスペへ
応用情報に受かったとき「落ち続けても、やり方を変えれば受かる」という手応えを掴みました。
試験の構造を調べ直したとき、気づいたことがありました。
セキスペはセキュリティに特化した試験です。
「苦手な全分野を広く浅く」より「好きな分野を深く」勉強するほうが、
僕の頭には合っていました。
当時の僕のスペック
| 項目 | 内容 |
| 学歴 | 文系学部卒(情報系ゼロ) |
| 業務経験 | SE(3年目) |
| 保有資格 | ITパスポート、基本情報、応用情報 |
| 応用情報受験歴 | 6回不合格 → 7回目で合格(うかる!シリーズで転換) |
| 勉強時間の目安 | 平日1〜1.5時間 |
セキスペ一発合格を阻むよくある落とし穴

応用情報とどう違うの?勉強方法も同じじゃダメなの?
そこが最初の落とし穴です。
午後の「読解量」を甘く見る
午後Iと午後IIは、ただの知識問題ではありません。
長文の事例が与えられ、「その企業の状況に即した答え」を記述する形式です。
教科書に書いてある一般論を書いても、点数になりません。
問題文の中に答えの根拠があります。
そこを拾い上げ、採点基準に沿って言語化する力が求められます。
用語を「知っている」と「説明できる」を混同する
「SQLインジェクションって何?」と聞かれて、1〜2文でスラスラ説明できますか?
セキスペの午後は、用語を暗記しているだけでは得点できません。
「なぜその攻撃が成立するのか」「どう防ぐか」を自分の言葉で書かせます。
知識のインプットに時間をかけすぎて、アウトプット練習をほとんどやらないまま本番に臨む——これが、一発合格を逃す最大の原因だと思っています。
午前Iを軽視して足元をすくわれる
午前Iは、応用情報合格後2年以内であれば免除されます。
ただし、免除が切れていたり、応用情報をまだ持っていない段階で受ける場合は要注意です。
広く浅い知識が問われる午前Iで足切りになるケースは、意外なほど多いです。
実際の勉強法:一発合格のためにやったこと

使った教材3つ
1. YouTubeの「まさるの勉強部屋」
概念が掴めないとき、まず動画を見ました。
暗号方式・認証技術・攻撃手法など、文章を読むより
動画で見たほうが圧倒的に理解が速い分野があります。
無料で使えて、隙間時間に活用できるのも大きかったです。
2. 「情報処理安全確保支援士 合格教本」(技術評論社)を1周
1冊で試験範囲を網羅している安心感があります。
動画で概念を掴んだあと、合格教本で体系的に整理する流れで使いました。
全範囲を1周通読してから過去問に移ったのが正解でした。
3. 「うかる!」シリーズ
応用情報で効果を実感したシリーズです。
「なぜその答えか」を丁寧に解説してくれる構成で、
アウトプット前提の理解を積み上げるのに役立ちました。
書籍内の「こうきたら、こう答える」を実際の過去問を通して、体に覚えさせました。
過去問が1問単位で手法を解説しているので、通勤電車の隙間時間で勉強できました。
過去問は「解く」より「解説を読む」
午後対策で一番変えたのは、過去問への向き合い方です。
解いて丸つけで終わりにしない。
解説を読み、「なぜその記述が正解で、自分の答えがどう外れていたか」を言語化するようにしました。最初は1問あたり1時間かかることもありましたが、これが一番力になりました。
用語は「図解→自分で説明」のセットで覚える
ただ暗記するのではなく、図を描いて仕組みを理解してから
「誰かに説明するつもりで一文にまとめる」練習をしました。
アウトプットを前提にインプットするだけで、定着率が全然違います。
勉強時間は「量」より「密度」
1日に確保できる勉強時間は平均1〜1.5時間。
「今日は過去問1問だけ、完全に理解する」と決めて、中途半端に複数問を流すことをやめました。
総勉強時間は約3ヶ月・150時間前後です。

150時間って、社会人にとってはかなりしんどい量じゃないですか?

しんどいといえばしんどい。
でも、1日1〜1.5時間に絞ったことで逆に続きました。
毎日やる習慣の方が、週末にまとめてやるより断然効きました。
午後は「国語」として解く
セキスペの午後試験は長文読解です。
IT知識よりも「問題文の中に答えが書いてある」という試験の性質を先に理解することが大事です。
- 問題文に線を引きながら「脅威」「対策」「影響」を色分けする
- 解答は問題文の言葉をそのまま使う練習をする
- 時間を計って過去問を解き、「読む速度」を上げる
国語の試験に近い感覚で解けるようになったとき、急に合格ラインが見えてきました。
ちなみに、僕自身の午後スコアは60点ちょうどでした。 ギリギリですが、合格は合格です。
ラインを超えることに集中する戦略は間違っていなかったと思っています。
セキスペ取得後、何が変わったか

文系卒として初めて情報システム担当に任命された
上司に「セキスペ取りました」と報告した翌年に、情報システム部門への異動打診が来ました。
部署の中で「セキュリティ担当できます」という証明を持っている若手は、当時ほぼいませんでした。しかも、文系卒での情報システム担当は社内で僕が初めてのケースでした。

『やりたいです』より『持っています』のほうが、圧倒的に話が早かったです。
資格は、社内で手を挙げるための「許可証」だと実感しました
役職が1つ上がった
セキスペ取得と情報システム担当をきっかけに、1つ上の役職基準を満たしました。
翌年昇格が確定し、他の諸先輩を差し置いて自分だけが昇格を果たしました。
セキスペが直接のトリガーだったとは断言できませんが、
少なくとも異動・昇格の流れを作ったのは確かです。
20代でセキスペを持つ意味
SIer業界では30〜40代でセキスペを取るケースが多いです。
20代で持っているだけで、社内・転職市場の両方で希少性が生まれます。
応用情報に6回落ちた僕でも取れたということは、
戦略と順序さえ間違えなければ再現性があると思っています。
よくある疑問に答えます

- Q応用情報なしでもセキスペは受けられる?
- A
はい、受けられます。
前提資格はなく、誰でも受験可能です。ただし、午前Ⅰ免除を使いたい場合は、応用情報合格か他の高度試験午前Ⅰ通過が必要です。
- Q勉強期間はどのくらいかかった?
- A
応用情報の知識ベースがある状態から、約3ヶ月・150時間前後です。
ゼロから始める場合は8〜10ヶ月を見ておくと余裕を持って準備できます。
- Q文系でも本当に受かる?
- A
受かります。僕自身がその証拠です。
「ITの知識がある人向けの試験」という先入観を捨てて、「国語力と論理的な読解が武器になる試験」として向き合うのがコツです。
まとめ

- 応用情報6回不合格でも、うかる!シリーズで勉強法を変えて7回目で合格
→セキスペでも、うかる!シリーズは有効 - セキスペは「IT全般の広い知識」より「セキュリティの深い理解と読解力」が武器になる試験
- 使った教材は「まさるの勉強部屋(YouTube)」「合格教本1周」「うかる!シリーズ」の3つ
- 午後対策は問題文の中に答えを見つける「国語力」で解く(60点で合格)
- セキスペ取得後、文系卒初の情報システム担当に任命・役職1つ昇格
- 戦略と順序を変えれば、文系でも再現性のある合格ルートがある

6回落ちたことは今でも悔しいですが、あの失敗があったからこそ勉強法を根本から変えられました。
遠回りしたぶんだけ、同じ道で迷っている人の役に立てると思っています。
▶️応用情報6回不合格の失敗談はこちら
(※うかる!シリーズとの出会いを詳しく書いています)
▶️資格取得で年収UPしたい方はこちら
(※現役SIerが資格の費用対効果を語ります)
▶️ITが苦手でもSIerになりたい方はこちら
(※文系卒SIer→20代で年収600万円までの道のりを解説)
以上、AiCasでした!





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